子どもの保健 I(在庫切)
子どもの保健 I
−子どもの健康と安全を守るために−
編著
日本保育園保健協議会,浜町小児科医院 | 遠藤郁夫 |
横浜女子短期大学保育科 | 曽根眞理枝 |
社会福祉法人キャマラード 重症心身障害児者在宅支援多機能施設 みどりの家診療所 | 三宅捷太 |
著
日本セーフティプロモーション学会 | 稲坂 惠 |
Safety Kidsいずみ、Safe kids Japan | 太田由紀枝 |
神奈川歯科大学全身管理医歯学講座 障害者歯科 | 松澤直子 |
本書は,乳幼児期の保育保健について,子どもたちの健康と安全を守る専門家の立場からわかりやすく解説した,保育士養成施設向けのテキストです.
できるだけやさしい言葉を使い,スムーズに読み進められるよう心がけて執筆されました.病気や事故,虐待などさまざまな問題から,子どもたちだけでなく保護者をも温かく支援する,という視点で書かれた,読んで「心に残る」テキストです.
◆ 図やイラストを多く用いて,視覚的にも理解しやすい.
◆「資料編」は,オリジナルの解説文も加えて,充実した内容.
(2018年3月発行 第1版第3刷)
商品番号 | 978-4-7624-0880-9 |
商品名 | 子どもの保健 I(在庫切) |
販売価格 | 2,310円 |
体裁 | B5変型判/220頁/2色刷 |
内容見本・主要目次
※リンクをクリックすると内容見本をご覧いただけます。
第1章 子どもの健康と保健の意義
1 保育における保健活動
A 子どもとは
B 子どもの保健の意義
C 保育と保健
D 地域や職員間の連携
2 健康の概念と健康指標
A 健康とは
B 健康指標
3 子育て支援の現状と地域保健活動
A 地域の子育て支援
B 地域の保健活動
第2章 子どもの発育・発達
1 ヒトの成り立ち
A 成長と発育
B 受精から出生まで
2 身体の発育
A 発育の原則
B 発育の特徴
C 発育の様子
D 身体発育の評価
3 生理機能の発達
A 脳の発達
B 呼吸機能
C 循環機能
D 体 温
E 摂食機能・消化器
F 排泄機能
G 水分代謝
H 免疫機能
I 感覚器の発達
J 睡眠のリズム
4 運動機能の発達
A 原始反射
B 姿 勢
C 乳幼児の運動機能
5 精神機能の発達
A 自己の認知と発達
B 言 葉
C 情緒・社会性
D 発達検査
第3章 子どもの健康と疾病
1 子どもの健康
A 健康とは
B 子どもに多い症状
C 健康状態観察のポイント
2 子どもの疾病@ 感染症
A 感染症の基礎知識
B 保育所における感染症対策
C 知っておきたい子どもの感染症
3 子どもの疾病A アレルギー疾患
A 保育所で問題となるアレルギー疾患
B 食物アレルギーとは
4 子どもの疾病B 口と歯の健康
A 子どものむし歯
B 歯のけが
C 食べる機能の発達
5 子どもの疾病C 先天性疾患
A 先天性代謝異常症
B 染色体異常症
6 子どもの疾病D そのほかの疾病
A 循環器の病気
B 呼吸器の病気
C 消化器の病気
D 脳・神経の病気
E 眼、鼻、耳の病気
F 運動器の病気
G 皮膚の病気
H 泌尿器の病気
I 内分泌の病気
J 血液の病気
K こころの病気
L その他の病気
7 疾病の支援体制
8 予防接種
A 子どものいのちを守るための予防接種
B 保育生活と予防接種
C 予防接種は変わってきています
第4章 子どものこころの健康
1 家族の存在と生活環境
A 脳科学の進歩からみたこころの発生と進化
B 家族全体に対する子育て支援
2 子どものこころの病気とそのかかわり方
A 広汎性発達障害(自閉症とアスペルガー症候群)
B AD/HD(注意欠陥・多動性障害)とLD(学習障害)
C その他のこころの病気
D 園での望ましいかかわり方
第5章 保育所をとりまく安心・安全の環境整備
1 保育現場の環境整備
A 室内の環境
B 室外の環境
C 感染対策と衛生管理
2 食の安全と衛生管理
A おもな食中毒の特徴
B 食中毒予防対策
3 安全対策と危機管理の事例と実際
A 子どもの事故の現状
B 子どもの事故の特徴
C 予防と対応(致命的事故,頻度の多い事故)
D 地震などへの危機管理
4 「虐待」―この現代的問題に立ち向かう
A 不適切な養育と虐待の分類
B 虐待予防と見守り支援―地域社会ができること
C 虐待が子どもに与える影響
D 保育士に求められること
第6章 健康および安全への取り組み
1 保育所保育指針のめざすもの
A 保育保健の向上のために
B 組織的・計画的な取り組み
C 地域における支援体制
2 健康への取り組み
A 健康記録の管理
B 健康診断
C 保育所としての組織的な取り組み
D 保護者・家庭の役割
E 地域との連携(地域の支援体制)
3 安全への取組み
A 日常の安全管理
B 防災対策
C 危機管理
資料編