患者さんとの会話が苦手な歯科衛生士のための歯科臨床会話フレーズ275
監修
東京都小平市開業/日本ヘルスケア歯科学会コアメンバー
河野正清
著
日本ヘルスケア歯科学会認定歯科衛生士/日本歯周病学会認定歯科衛生士
落合真理子
日本ヘルスケア歯科学会認定歯科衛生士
川嶋紀子
日本ヘルスケア歯科学会認定歯科衛生士
小林美佳
日本ヘルスケア歯科学会認定歯科衛生士/日本歯周病学会認定歯科衛生士
田村 恵
日本ヘルスケア歯科学会認定歯科衛生士
長山和枝
日本ヘルスケア歯科学会認定歯科衛生士
蓮見 愛
日本ヘルスケア歯科学会認定歯科衛生士
浜端町子
日本ヘルスケア歯科学会認定歯科衛生士
山田美穂
◆「患者さんとどう話をしたらいいかわからない」「患者さんに質問するきっかけがつかめない」
そんな悩みを解消する会話例と応用のしかたを、61のシチュエーション別にまとめました!
◆患者さんに伝えたい・確認したい内容ははっきりしているものの、実際に患者さんを目にした瞬間、
・どう切り出したらいいんだろう
・どう質問したらいいんだろう
・どう伝えたらいいんだろう
と、悩んでしまったことはありませんか?
◆本書は、そんな歯科衛生士の力になろうと、歯科衛生士臨床歴10?25年の著者たちが、日々の臨床現場にて実際に患者さんに話しているフレーズだけを抽出しました。掲載フレーズ総数は275! どれもさりげないフレーズばかりですが、生きたフレーズです。
奥付:(2016年12月発行 第1版第1刷)
商品番号 | 978-4-7624-0702-4 |
商品名 | 患者さんとの会話が苦手な歯科衛生士のための歯科臨床会話フレーズ275 |
販売価格 | 5,280円 |
体裁 | A4判/152頁/2色刷 |
内容見本・主要目次
※リンクをクリックすると内容見本をご覧いただけます。
PART 1 「問いかけ」から始めよう 患者さんとのコミュニケーション
- 1. コミュニケーション? それとも、情報伝達作業?
- 2. コミュニケーションは問いかけから始まる
- 3. 沈黙は怖くない
- 4. 患者さんへの問いかけはどんな場面でも使える
PART 2 シチュエーション別 日常臨床会話フレーズ集
<CHAPTER 1 疾患に関する会話例>
- Scene 1 患者さんのう蝕に対する知識を把握する会話例
- Scene 2 う蝕の病因論を伝える会話例
- Scene 3 患者さんの歯周病に対する知識と関心度を把握するための会話例
- Scene 4 歯周病の原因を伝える会話例
- Scene 5 歯周病の病因論を説明する会話例
- Scene 6 歯周病とはどんな病気かを伝える会話例
<CHAPTER 2 検査や処置に関する会話例>
- Scene 7 歯周組織検査の意義を伝える会話例
- Scene 8 歯周組織検査時に伝える会話例
- Scene 9 口腔内写真撮影の意義を伝える会話例
- Scene 10 全顎エックス線写真撮影の意義を伝える会話例
- Scene 11 歯周治療について説明する会話例
- Scene 12 セルフケアとプロケアが両輪であることを伝える会話例
- Scene 13 歯石除去前後の会話例
<CHAPTER 3 生活習慣を確認する会話例>
- Scene 14 食習慣について確認する会話例
- Scene 15 飴の習慣化リスクについて説明する会話例
- Scene 16 飲みものについて確認する会話例
- Scene 17 スポーツドリンクの習慣化リスクについて説明する会話例
- Scene 18 寝る前の飲食習慣のリスクについて説明する会話例
- Scene 19 小児の飲食回数を確認する会話例
- Scene 20 中高生の飲食回数を確認する会話例
- Scene 21 高齢者の飲食回数を確認する会話例
<CHAPTER 4 リスクのある患者さんとの会話例>
- Scene 22 う蝕のできた子どもの保護者に伝える会話例
- Scene 23 う蝕ができた患者さんと予防方法を考える会話例
- Scene 24 初期う蝕の進行停止を目指す会話例
- Scene 25 治療をくり返すリスクを伝える会話例
- Scene 26 無随歯のリスクを伝える会話例
- Scene 27 根面が露出している患者さんとの会話例
- Scene 28 唾液の少ない患者さんに自覚症状を確認する会話例
- Scene 29 唾液が少なくなってきた患者さんとの会話例
- Scene 30 喫煙の影響を伝える会話例
- Scene 31 女性ホルモンの影響について説明する会話例
- Scene 32 家族の歯周病罹患状況について質問する会話例
- Scene 33 全身疾患の影響を説明する会話例
- Scene 34 全身疾患の有無や服薬状況を確認する会話例
- Scene 35 メインテナンス時に全身疾患や服用薬の変化を確認する会話例
- Scene 36 メインテナンス中にう蝕の発症を確認したときの会話例
- Scene 37 メインテナンス中にポケットの再発を確認したときの会話例
<CHAPTER 5 予防方法について説明する会話例>
- Scene 38 6歳臼歯の萌出に備える会話例
- Scene 39 歯列交換期の子どもを持つ保護者との会話例
- Scene 40 仕上げ磨きの必要性を伝える会話例
- Scene 41 永久歯列に生え変わった患者さんに自覚をうながす会話例
- Scene 42 う蝕経験のある患者(現在はう窩がない)と予防方法を考える会話例
- Scene 43 唾液のう蝕予防効果について説明する会話例
- Scene 44 メインテナンス通院をすすめる会話例(治療中)
- Scene 45 メインテナンス通院をすすめる会話例(再評価時/治療終了時)
<CHAPTER 6 ホームケアの充実・改善を目指す会話例>
- Scene 46 歯磨き習慣を確認する会話例
- Scene 47 歯磨剤の使用状況を確認する会話例
- Scene 48 フッ化物の使用をすすめる会話例
- Scene 49 歯肉縁上のプラークコントロールの目的を説明する会話例
- Scene 50 プラークコントロール向上をうながす会話例
- Scene 51 歯間清掃の重要性を伝える会話例
<CHAPTER 7 メインテナンス時に使いたい会話例>
- Scene 52 情報収集のきっかけに使える会話例
- Scene 53 患者さんの関心がどこにあるかを把握する会話例
- Scene 54 口腔内のリスクコントロール方法を覚えているか確認する会話例
- Scene 55 う蝕リスクが高いメインテナンス患者さんとの会話例
- Scene 56 歯周病リスクが高いメインテナンス患者さんとの会話例
- Scene 57 ブラッシング指導をマンネリにしない会話例
- Scene 58 メインテナンス来院が不定期になりがちな患者さんとの会話例
- Scene 59 歯磨き習慣の変化を確認する会話例
- Scene 60 良好に維持できていることを伝える会話例
- Scene 61 プラークコントロール低下が見られた際の会話例
<コラム 先輩からのアドバイス>
- 笑顔のチカラ(小林美佳)
- 高齢患者さんと会話するにあたって(川嶋紀子)
- 私のコミュニケーション習得法(長山和枝)
- 禁断のフレーズ「来てください」(長山和枝)
- 患者さんに合わせてバリエーションをつけよう(川嶋紀子)
- 家族や友人で練習してみよう(浜端町子)